子どもの頃、とても小心者で、臆病だった。
筆箱を忘れたとき、恐怖に襲われたのは、それが、一大事だと思っていたから。
一つ一つ起こることに対して、間違いは起きては行けないことで、いつも完璧でないと
いけないと思っていたから。
間違いをしたら、自分の幸せが失われると思っていたから。
大人の現実でも、どんなに深刻に感じられる出来事も、起きているストーリーが違うだけ
で、実際は同じ。
起きていることが、現実でしか無く、そこだけしか見えないから、深刻さがある。
どこかで大きなコントロールのきかない世界に対する、小さな自分を感じている。
どんな小さな子どもも、どんなに大きな大人も変わらない。
でも、ただ忘れてしまっているだけで、本当はみんな知っている。
深刻さのない、すでに求めている楽園にたどり着いていることを。
so much love from love.